妊娠中絶の不安や慰謝料を契約書に

※中絶関係のご相談は、北海道内在住の方に限らせて頂きます。何卒、ご了承ください。

中絶(堕胎)は、女性にとって本当に苦しいもので、悲しみ、罪悪感、将来の不安など、言葉では表現できない程の辛さがあります。当事務所では、この中絶に際して、契約書(示談書)の作成をご提案しています。

この契約書の目的

女性は、手術やその後の不安でいっぱいです。また、残念ながら、男性が手術代金や通院費を負担してくれないトラブルも珍しくありません。せめて、お金のことくらいは安心できるように、しっかり約束を書類に残すことが大切です。その他に、メンタル的なケアのこと、将来のことなど、さまざまな約束をご提案しています。

女性のための契約書

ネットにある中絶に関する示談書の多くは、男性が、お金(手術代金や慰謝料)を支払うから、これ以上はお金を請求するな、という男性にとって必要な内容のものがほとんどです。確かに、男性の金銭的な不安も理解できます。ただ、中絶で最も大切なことは、女性の精神的なケアです。女性の負担は、男性の比ではありません。当事務所では、女性のために、お金だけでなく、精神的なケアを重視した契約書をご提案しています。作成のご依頼は女性だけでなく、真摯に対応したい男性からも多くあります。

まずはサンプルをご紹介

実際にどんな内容の契約書になるのかご紹介します。これらはほんの一例です。

事実を認めること

あとから、本当に俺の子供か分からないと言われないように、ハッキリ事実関係を明記しましょう。

妊娠に至る経緯や気持ち

行為時に出産して欲しい気持ちがあったのか、避妊に失敗したのか、なにも考えていなかったのか、など、双方がそれぞれ、どう考えていたのかも大切です。

手術などに必要な費用の全額か半額を負担すること

詳細は別にも書きますが、費用は手術代だけではありません。通院費用、通院の交通費、通院や手術時にバイトや仕事を休んだ損失なども、男性がどう負担するのか。支払い時期についても。

別れるのか、別れないのか

必ずしも明記する必要はありませんが、二人の今後にについても書くことが出来ます。

~ここからは、手術前に必要な項目です~

女性の心身のケアを最優先にすること

連絡を頻繁にする、なるべく会うようにするなど、具体的に書くことができます。

病院に同行すること

病院に一緒に来て貰いましょう。

同意書にサインすること

中絶の同意書は男性のサイン欄もあります。いざとなって揉めないように。

手術に付き添うこと

最短で1日、1泊入院のことも。男性は仕事を休んで付き添って貰いましょう。

~ここからは手術後にも必要な項目です~

手術にかかる費用の負担

具体的な割合、金額、支払い方法なども。

交通費や休業補償など

女性は休んだ分、収入が減るかもしれません。その補填も。バイトは実費。有給の場合は1日あたりいくら。

~ここからは、もしもに備える項目です~

心療内科にかかる費用

中絶は本当に辛いことで、手術のあと、精神的な不調が続くことがあります。そんなときは、ぜひ、専門の医療機関などを受診することをオススメします。実際に、心療内科に通っている方の相談も珍しくありません。数年間、通っている方もいます。こうした費用も、せめて半分は男性が負担するよう、約束しましょう。詳しくは中絶後遺症候群などで検索してみてください。具体的な症状については、以下のサイトが分かりやすいです。

ライフホープネットワーク

肉体的な後遺症の通院費、治療費を負担すること

手術のあと、肉体的な不調が続くことがあります。生理不順などもあります。こうした場合の治療費や通院費も、せめて半分は男性が負担するよう、約束しましょう。リスクについては医師が専門ですが、もしもに備えることに、デメリットはありません。

通院の休業補償

心療内科やレディースクリニックに通院する際、どうしても仕事を休むこともあります。その休業補償。

仕事を辞めることになった場合の責任

精神的や肉体的な不調で、仕事を辞めてしまった女性も珍しくありません。そうした場合の責任も。

アッシャーマンシンドロームなどを診断されたときの慰謝料

中絶により、妊娠しにくくなる可能性があるそうです。(詳しくは医師にご相談ください)もしも、アッシャーマンシンドロームなどと診断されたとき、慰謝料(補償金)を支払うべきだと考えます。これは女性の人生に大きな影響を及ぼします。

男性が費用などを支払わないときの、弁護士費用など

もし、この契約書にサインしたあとで、連絡が取れなくなったり、支払いを拒否した場合、探偵費用や弁護士費用も含めて、男性に請求することも約束できます。

~その他の項目です~

供養の費用

手術のあと、水子供養をされる方もいます。一緒に行くこと、費用を負担すること。

女性の家族にバレたとき

女性が実家暮らしの場合など、家族に知られたくないケースもあります。もし、知られてしまったら、男性も一緒に、親に説明して欲しいですよね。

この書類作成費用を負担すること

この費用も男性に負担して欲しいですよね。

この契約書についての補足

簡単にこの契約書について補足します。

項目は自由に修正できる

上に書いたことはサンプルなので、不要な項目は書かなくて大丈夫です。逆に、サンプルにないことを追加もできます。

どんなタイミングでも作成できる

手術をする前、したあと、男性が支払いを拒んだとき、など、どんなタイミングでもご依頼頂けます。

言いにくいことを伝えやすい

お金のことや将来のことなど、なかなか話しにくいと思います。この書類があれば、話し合いが楽になります。

費用

この契約書の作成費用は、3万2400円(税込)です。

相談は無料で、24時間365日、メールやLINEで受け付けています。

面談は不要ですので、全国どこからでもご依頼いただけます。

ご家族に知られたくない場合などは書類を送らずに、データで送ることも可能です。

こうした相談は本当に時間(猶予)がないでしょう。すぐに対応するようにしています。

書類は手術をする前でも、後でも、どちらでも作成できます。

男性へのアドバイス

この契約書は、男性のためでもあります。男性が無責任な行動をすると、慰謝料を請求される可能性があります。この契約書を作成することは、ご自身が誠意ある対応をしたという証拠のひとつとなるはずです。

最後に

当事務所へは、中絶に際し、とても悲しい相談がたくさんあります。契約書の内容は、そんな辛い状況にある女性の相談を反映した、実際に起きたことに対するものです。

中絶は、女性の負担が非常に大きいにもかかわらず慰謝料もほとんど認められず、とても不公平な現状があります。しかも、将来への不安は、お金で解決できることではありません。

残念ながら、最悪のケースを想定するのであれば、女性自身が、自衛するしかありません。そのための契約書を、一生懸命に作成しました。これまでの、辛い経験をされた女性の想いが盛り込まれた契約書になっているはずです。

この契約書が、同じ悩みで苦しんでいる女性の不安を、少しでも軽減できたら幸いです。

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