浮気の“証拠”とはなにか?離婚の難しさ、いやらしさ。

浮気の“証拠”とはなにか?離婚の難しさ、いやらしさ。

夫が浮気相手とラブホテルのベッドの上でピースしている写真があり、

『今日も楽しかった』と裏に書いてある場合、

それは浮気の証拠と言えるでしょうか?

 

答えは、YESでもあり、NOでもあります。

 

なぜかというと、それが浮気の証拠と認めるかどうかは、ほとんどの場合が

浮気した本人が認めるかどうか、にかかっているからです。

他にも書いていますが、少し、離婚までの流れを説明します。

 

離婚の9割は、協議離婚という、夫婦が合意して、慰謝料や親権を決め、

離婚届を出すだけのものです。

もし、ここで例の写真があったとして、夫が認めなければ、証拠とは言えないでしょう。

浮気が事実で、写真が本物だとしても、夫が「うん」と言わなければ、

高額な慰謝料は請求できないのです。※場合によりますが

この場合、妻側が諦めるか、多くは離婚調停に進みます。

 

離婚調停では、調停委員という第3者が、状況を聞いて、提案をします。

調停には、3ヵ月から半年、1年かかることもあります。

その中で、調停委員が

『裁判になったら、この写真は浮気の証拠と判断されるでしょう』

と教えてくれるかもしれません。

 

しかし、あくまで調停は、夫婦二人の合意がなければ、成立しません。

誰がどう見ても、裁判で証拠になる写真だとしても、認めない場合があります。

調停はあくまで、「話し合いの場」なのです。

 

夫が写真を証拠と認めず、妻がまだ戦うのであれば、離婚裁判になります。

裁判では、夫がどんなに否定しようと、裁判官が判断しますし、

その結果は法律的に強制力のあるものとなります。

つまり、裁判で勝訴して始めて、この写真は証拠として意味を持つと言えます。

 

ちなみに裁判では、弁護士へ依頼することがほとんどです。

費用は着手金だけで数十万円かかるでしょう。

また、このケースでは、さらに成功報酬が別に請求されるかもしれません。

離婚裁判には数カ月から半年、長ければ2~3年かかるそうです。

 

とても大変だと思いませんか??

理不尽だと思いませんか??

 

裁判で勝ったからと言って、慰謝料が増額されるわけではありません。

苦労してもしなくても、値段は(ほぼ)一緒なのです。

弁護士費用や時間を考えると、とても悩ましいでしょう。

 

また、争っている間、ずっとストレスを感じ、籍も抜けないままで、

転職や子供の苗字で不都合があるかもしれません。

離婚まで2年以上かかるケースもあります。

 

つまり、どんな決定的な写真の証拠があっても、

裁判にならないと意味がない場合もあるのです。

とても悔しいと思いますが、相手に悪意があると、

このように非常に面倒なことになります。

 

さて、浮気の証拠と言えば、探偵です。

以前にも書きましたが、調査には何十万円とかかります。

大金をかけて証拠を掴むことが、どれだけ価値があるか、

ご自分で判断しなければなりません。

もちろん、証拠写真があれば、夫(妻)が観念して、

有利な条件で離婚できる場合もあります。

離婚したい相手がどういう性格か考えてから、依頼するといいかもしれませんね。

 

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