18.リスクを減らせば、別のリスクが増える

飲食店の開業本を読むと、『絶対成功する』『失敗しない』

などの言葉を目にします。

その多くが、小規模で、開業費用を絞って行うものだと思います。

確かに、借金をすればするほど、借金が増え、リスクが高くなります。

小さなお店で、奥さんと二人で始めたら、開業費用、他人を雇う人件費が節約できます。

しかし、小さくお店を始めることは、メリットばかりではありません。

小さなお店ほど、

・休めない

・子育てが大変になる

・子供と一緒に過ごす時間が少なくなる

・刺激がない

というリスクが高くなります。

もし、大きなお店を経営すれば、オーナーや奥さんが二人とも

常に店舗にいる必要はなく、病気やスタッフの退職があっても、ダメージが少なくなるでしょう。

オーナーでも有給がとれるかもしれません。

そして、もっとも大きなデメリットは、価格競争です。

大手であれば、「薄利多売」「ボリュームディスカウント」ということが可能です。

小さいお店ほど、値段を下げるのは難しいのです。

分かりやすい例で言えば、コンビニのコーヒーは1杯100円です。

それでも経営が成り立ちます。

あなたのお店では、いくらで提供し、その価格で経営が成り立ちますか?

そのコーヒーに、500円の価値はあるのでしょうか?

「500円でもぎりぎり。安いくらい」はお店の都合であって、

お客さんにはなにも関係ありません。

お店を大きくしたり、他事業に参入して経営が悪化した企業は数知れずですが、

それにはちゃんと理由があるのです。

朝食

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